波乱スメントな日常

人生は波乱の連続。自称元プロの無職の日常。

ヘルニコア体験談

ついに来たヘルニコア当日。腰を治療できる喜びと、どんなもんなのかわからへん不安でナイーブになりながらも、病院へ向かう。

そこからはトントン拍子やった。

 

血圧やら酸素量やらは節目節目に測り、ちょっとした腰痛アンケートを記入して着替えへ。

着替えも楽なもんで、下着は着たままで良かったのが安心ポイント。

途中で気分が悪くなった時用に、あらかじめ血管を確保するため点滴をした。

手の甲側の手首にやったけど、実は針刺した感あったのは点滴の時くらいやった。

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そしてレントゲン室へ。ヘルニコアの注射はレントゲンで映して場所を確認しながらやる。だって体の内側だもの〜

背骨の椎間板に直で刺す注射ってのが怖いけどね。

 

レントゲン台に乗り、体勢を整えて先生が最終確認してるときが1番ドキドキやったな。

背後でカチャカチャ音がするだけで背筋凍る。ホラーは好きやけど、この手の恐怖は無理😣

先生に背中を向けて斜め45°くらいの角度をキープせなあかん。抱き枕を渡されたことでやや気持ち和む。

その時も血圧とか測ったけど、ドキドキ感出てたかもね。

 

皮膚消毒したり、痛み止め塗ったりしてるときに「次何すんねん」と急に不安になる。

麻酔科医がいる訳でもなく、痛み止め(という名の麻酔)も全部先生が注射する感じやった。

「痛み止め打ちますー」の後、何も見えんかったこともあり、「この針どこ刺さってんねんやろ、むしろ刺さってるんか?」状態で淡々と進んだ。そう思うと、皮膚に塗る痛み止め優秀すぎる。点滴の針の方が刺さった感あったわ。

いよいよ本命のヘルニコア注射に移ったけど、同じように「たぶんさっき刺さった」って感触で済んだ。きっと先生の腕が良かったのも大きい。

鍼治療してるようなイメージで注射針が椎間板に向かってる感じ。やったことないけど笑

針が進む中、どっかのツボが押された感じやったりで痛くはなかった。むしろいい?笑

ただ、どうしても神経付近を通るから、痛みと言うよりギュッって違和感を感じて「これが痛いってことかな?」って思って先生に言って避けてもらったりした。鋭い痛みではなく、ツボを押したり、少しつるような痛みに近いかな。

「痛っ」と言いつつ、それ程でもないなみたいな不思議な感覚やった。

「これで最後です」言われて、もう終わりかってくらい早く終わった。15分もかかってない。そんで針刺したとこに絆創膏ペタッで終わり!スマート&スピーディー!

 

痛み止めの効果で足に力が入りにくいと言われたけど、それほどって感じやった。

一応車椅子で移動し、1時間半ほど安静にした。その間も針刺した側がちょっと張る感じしたけど特に問題なし。

先生も様子見してくれたけど、大丈夫ですの一言で済むくらい。背骨の椎間板まで針刺したことすら実感無いまま抗生物質を点滴して帰宅🏠

 

当日入浴はできへんのと、明日の昼頃には絆創膏はずしていいとのことやった。

 

痛み止めの効果が切れてからも、特に痛いわけではなくて良かった。

これから今日注射した酵素がヘルニア部分を分解してくれる。

即効性はないけど、1~3ヶ月経った頃にはヘルニアとおさらばできたらいいな〜

 

ちなみに、ヘルニコアは一生に1度しかできへんから、もう今日が最初で最後になる。アナフィラキシーショックの可能性があるんやって。

もう、ヘルニコアの楽さを覚えてしまったよ(;;)

またヘルニアにならへんように気をつけないと…

 

ヘルニコアは2018年に保険適用が始まった新しい治療法やから、脊椎専門の先生じゃないとできないみたい。

それでも、ヘルニアで苦しんでる人は手術する前に試してほしいと思う。

ヘルニコアのことがよくわからん人に、少しでも安心して治療受けてもらえたら…